不動産投資ビジネスが個人向けにターゲットを絞るのは、それから後の話にするべきです。そんな悠長なことをいっていては、銀行や証券、生保においしいところを持って行かれてしまうと心配する人もいますが、そんな心配は無用です。日本人は、それでも不動産が好きなのです。特にすべての日本人が金融資産ばかりに夢中になって、実物資産の代表である不動産投資を忘れることなど考えられません。個人投資家は必ず不動産に戻ってきます。
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したがって、あとは不動産投資プレーヤーが、しかるべき時期に個人向けのプログラムを提供してあげればいいのです。個人投資家は、今後ますます元本の安全性と利回りの良さを重視する方向に行くでしょうから、それに見合うスキームさえ受け入れられれば、個人は必ず不動産投資市場に戻ってきます。金融の自由化に伴って年金運用額の時価評価や郵便貯金の運用状況が公開されれば、その内容を見た国民の不安は明らかに増大するでしょう。それぐらい運用はうまくいっていないはずです。個人が自分の資産保全をどう行うのかを、国民的規模で大がかりに議論する時期がいずれやってきます。そのときこそ不動産をアピールする最大にして最後のチャンスになるでしょう。なにも不動産神話を消滅させる必要はなく、神話を修正することがベストだと私は思っています。