木造住宅を長持ちさせ、長く住み続けること

2011.10.21

人工林が成熟してやがて老木ばかりになると、炭酸ガスを固定化する働きが衰え、むしろ吐き出す側に回るといわれています。ですから、人工林をいつも若々しく保つためには、成長した木を伐採し、新たに植林して林を若返らせる必要があります。貴重な資源である人工林を活性化し、大気中の炭酸ガスを減らすためにも、木材を有効に活用することが大切なのです。石油や金属などの資源を使えば減る一方なのに対して、木は育てることができる素材。

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木が成長して木材として使えるようになるには四〇年くらいかかるといわれています。家を建てるために木を伐り、伐った分だけ木を植えたとすると、四〇年後にはまた家一軒分の木が成長していることになります。ところが、木造住宅の現実を見ると、二〇〜二五年程度で壊され、建て替えられています。たった一〇年で取り壊される安普請の建売住宅さえあります。四〇年持つ家のほうが珍しいのが現実です。壊された木造住宅は廃材となり、燃やされて大気中に炭酸ガスを吐き出します。これでいいのだろうか。こうした現実をよりよい方向に変えていくための具体的な方法、それは木造住宅を長持ちさせ、長く住み続けること、なのです。




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